冬の大敵である乾燥。
その対策として加湿器はかなり有効です。
特にウイルス感染が拡大している現在では、もはや加湿器は欠かせない存在かもしれませんね。
でも数ある加湿器の中からどれを選んだらよいのか、迷ってしまう人も多いと思います。
そこで、今回は、僕がおすすめしたい加湿器をレビューします。
ダイニチ工業のハイブリッド式加湿器HD-RXT521です。
この製品は総合力が高いという点でもおすすめできるのですが、僕は特にお手入れが非常に簡単な点で気に入っています。
加湿器選びの参考になると思いますので、ぜひ見て行ってください。
特にお手入れが非常に簡単なことがわかります
口コミやメディアでの評価が高いことがわかります
ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 HD-RXT521
製品概要
ダイニチ工業(本社:新潟県新潟市)が製造・販売するハイブリッド式加湿器です。
ダイニチ工業は2013年以降、加湿器のシェアが連続No.1。
組み立てだけではなく、ほとんどの部品製造を国内生産にこだわっています。
飾らずに、うるおす。
寝室や書斎、リビング…
さまざまな場所で利用する加湿器。
日々を共に過ごすからこそ
存在感を主張せず、静かにうるおす。清潔な加湿を保つために欠かせない
お手入れもすばやく手間なく。使う人の日常に寄り添う、
加湿器RXTシリーズの誕生です。
ハイブリッド式加湿器とは
ハイブリッド式(気化式×温風気化式)加湿器は目には見えないほどの細かい粒子の水をファンの風で送り、加湿をします。
だから、お部屋全体に広がりやすく、浸透率が高い。
床が濡れる心配もありません。
ダイニチの加湿方式は「ハイブリッド式(気化式×温風気化式)」。
以下の観点で優れているのが特徴です。
・加湿の広がり
・静音
・省エネ
・清潔
・手入れのしやすさ
HD-RXT521 実物紹介 ※おすすめポイントも紹介!
外箱・内容物
商品はこのような外箱に梱包されています。
内容物は加湿器本体と取扱説明書、アンケート用紙が入っていました。
今回購入した「HD-RXT521」のカラーはショコラブラウンです。
シンプルでナチュラルなデザインが気に入っています。
リビングでも和室でも寝室でも、違和感なく溶け込みますね。
本体外形寸法は、高さ375×幅375×奥行175(mm)とコンパクトです。
場所を取らずに使えるのも嬉しいですね。
・デザイン的にも大きさ的にも部屋を選ばずに使える
Ag+抗菌アタッチメントEXの交換目安シール
画像左側のように、本体の上部にAg+抗菌アタッチメントEXの交換目安シールがテープ止めしてあります。
Ag+抗菌アタッチメントEX(次項で説明しています)は1シーズン(6か月)を目安に交換することが推奨されています。
いつから使い始めたのかが分からなくならないよう、このシールに「使用開始日」を記入して本体に貼っておきます。
貼り付け場所は、本体背面の右上です。(画像右側)
タンクとAg+抗菌アタッチメントEX
給水用のタンクは取っ手を持って引き上げれば、簡単に取り外せます。(画像左側)
タンクキャップは、逆時計回りに回せば外せます。(画像右上)
加湿器を使用する際は、このタンクに十分な水道水をためてから使います。
【注意】給水は必ず水道水を使ってください。
タンクキャップとAg+抗菌アタッチメントEXは回して外すことができます。(画像右下)
Ag+抗菌アタッチメントEXは、タンク内の雑菌の繁殖を抑えてくれる役割があります。
消耗部品で、1シーズン(6か月)を目安に交換が必要です。
これで清潔に使い続けることができて、安心ですね。
・Ag+抗菌アタッチメントEXが簡単に取り外し&交換できるので、衛生面で安心
トレイ(カンタン取替えトレイカバー・トレイ仕切板・フロート・抗菌気化フィルター)
タンク下のトレイは、普段はあまり外しませんが、お手入れの際には外す必要があります。
トレイ下の取っ手を本体から離す方向に引けば、簡単に外せます。(画像左上、画像右上)
さらにトレイに乗ってる以下の部品も簡単に取り外せます。
・抗菌気化フィルター(消耗品)
・トレイ仕切板&フロート ※消耗品ではありません
カンタン取替えトレイカバーはこの製品でもっともお気に入りポイントです。
通常、加湿器のトレイ部分(水がたまる部分)は、水アカなどが付き、手入れしにくいことが多いと思います。
ちゃんと手入れしないとカビてしまい、衛生面でも不安がありますよね。
でも、このHD-RXT521は、水がたまるトレイ部分に交換用カバーが取り付けてあるんです。
1シーズンに1回、トレイカバーを交換するだけでいいんです。
なんて簡単で清潔なんだ!
もうこのポイントだけで、めちゃくちゃ気に入ってます(笑)
そして、抗菌気化フィルターの手入れも簡単です。
抗菌気化フィルターの役割は、トレイ内の雑菌・カビの繁殖を抑えてくれるものです。
「気化フィルター?」という方に向けて、ダイニチ工業株式会社様(@dainichi_co_jp)から以下のプチ情報をいただきました。
とても参考になりますね!
ご丁寧にご紹介いただきありがとうございます!
お役に立てているようで嬉しいです😊ちなみに、水を吸い上げるための気化フィルターは、気化式には必須の部品。
ですがお手入れが大変…ということでご紹介いただいたように、抗菌加工を施しています。(気化フィルター?という方向けプチ情報です!)— ダイニチ工業株式会社 (@dainichi_co_jp) January 31, 2022
お手入れ方法は、水洗いして、柔らかい布で汚れを拭く程度です。
1か月に1回程度はクエン酸を溶かしたぬるま湯に浸け置き(30分~2時間程度)すると効果的です。
もし吹き出す風が臭う場合は、重曹を溶かしたぬるま湯に浸け置き(60分程度)すると良いです。
浸け置きした場合は、最後に水道水でしっかりとすすぎ洗いをしてください。
抗菌気化フィルターは消耗品(別売り)で、交換は5シーズンに1回程度が目安です。
トレイ仕切板とフロートは外せません。(外さないでください)
こちらのお手入れは、水洗いするだけです。
※消耗品ではないので、別売りはしていません。
・トレイ内のお手入れが超簡単!
・特にカンタン取替えトレイカバー、抗菌気化フィルターは取替え可能で衛生的
吸気グリルと抗菌エアフィルター
こちらは背面の吸気グリル。(画像左側)
背面から簡単に取り外せます。
お手入れは、週に1回程度、掃除機などでホコリを吸い取る程度でOKです。
また、吸気グリルから抗菌エアフィルターを外すことができます。(画像右側)
汚れがひどい時は抗菌エアフィルターを外して、掃除機などでホコリを取ります。
抗菌エアフィルターは消耗品なので別売りしています。
汚れがひどい時は交換できるのが嬉しいですね。
・お手入れは掃除機でホコリを吸い取る程度でOK
・抗菌エアフィルターは取替え可能で衛生的
操作・表示部
こちらは本体上部の操作・表示部。
シンプル操作なので直感的に使えるのが嬉しいですね。
上記画像は電源を入れた時の様子です。
運転ボタンを押すと、加湿がはじまります。
表示部では、小さい丸がぐるぐる回りはじめ、30秒ぐらいすると現在の湿度を表示します。
この湿度表示が見やすくて気に入っています(笑)
湿度設定は50%/60%/70%から設定できます。
運転モードは、以下を設定できます。
・静音
・eco
・のど・肌
・ターボ
・おやすみ快適
僕の場合は、通常は湿度設定を50%にして、運転モードは「標準」か「eco」で運転してますが、これで十分快適に加湿できています。
給水サインやお手入れサインも分かりやすくて良いですね。
・見やすい湿度表示
・給水サインやお手入れサインも分かりやすい
加湿の様子
こちらは加湿の様子です。
見た目ではわからないのですが、しっかりと風が出ています。
加湿器のイメージは、もくもくと霧(湯気)が出る印象が強いと思いますが、これは霧が見えません。
これがハイブリッド式の特徴です。
そのため、周囲も濡れることがないので、安心して使えますね。
それから非常に音が静かなのが特徴です。
・音が非常に静か
加湿力を検証
実際に加湿力はどれほどなのかを検証してみました。
どれくらいの時間で設定した湿度(50%)に達するか?
【検証条件】
・設定湿度は50%、スタート時の湿度は35%
・運転モードは「標準」で実施(ターボは未使用)
・2022年1月某日に実施(真冬)
・場所はリビング(LDK)
・寒いのでエアコン運転中(温度設定は28度)
30分後 湿度43%に到達(スタート時から+8%)
2時間後 目標の湿度50%に到達(スタート時から+15%)
このHD-RXT521の仕様上の適用床面積は「木造和室8.5畳まで/プレハブ洋室14畳まで」ですが、今回検証した場所はこの適用床面積以上の広さです。
それでも短時間でしっかりと目標の湿度まで加湿してくれました。
加湿力は十分ですね!
ちなみに、設定した湿度に到達したら、自動的に加湿量を調整してくれるので、加湿しすぎることがないのも特徴です。
・設定湿度を超えたら、加湿量を自動調整
HD-RXT521の口コミ情報
商品名:DAINICHI Plus ハイブリッド式加湿器 サンドホワイト HD-RXT521(W) より
・ネットやTVでの評判が良かった
・オシャレで音も静か
・お手入れが楽
・湿度の大まかな設定ができて満足
・給水時にタンクを外して水を入れるのが重くて面倒
2021年8月に発売された新商品ということもあり、レビュー件数はまだ少なかったです。(2022年1月29日現在)
しかし、全体的には高評価の印象です。
やはり「お手入れが楽」「音が静か」という点で満足度が高いようです。
一方で、給水タンクに水を入れるのが重くて面倒という声もありました。
加湿器によってはタンクを外さずに給水できるタイプもあるようなので、自分が何を重視するかを踏まえて加湿器選びをするとよいかもしれません。
サタデープラスの加湿器ランキングで1位に!アメトークでも紹介
以下のメディアでもハイブリッド式加湿器HD-RXT521が紹介されました。
(参考サイト:ダイニチ工業 > お知らせ(2022.01.18) より)
(参考サイト:ダイニチ工業 > お知らせ(2021.12.14) より)
サタデープラスの「ひたすら試してランキング」では、加湿器のランキング1位に選ばれました。
非常に注目が高い製品であることがわかりますね。
まとめ
いかがでしたか?
ダイニチ工業のハイブリッド式加湿器HD-RXT521のレビューをしてきました。
おすすめポイントがたくさんありましたので簡単に整理します。
・お手入れが簡単。消耗品の取替えが可能なので衛生的
・簡単な操作性&わかりやすい表示
・静音かつ強力な加湿力
・加湿量の自動調整
特に、お手入れが簡単なところが本当に気に入っています。
記事でも書きましたが、一番のお気に入りは、カンタン取替えトレイカバーです。
水をためるトレイのカバーを交換(使い捨て)できるなんて、どう考えても最高です(笑)
総合力の高い加湿器なので、加湿器選びに迷っている方はぜひ検討してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
↑よかったらクリックして応援してもらえると嬉しいです
コメント