株式投資をはじめてみたいけど、どうやって銘柄を選べばよいの?
株式投資に興味があるけど、何をどうやったらさっぱり・・・
そんなあなたにぴったりの書籍があります!
『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』
ずばりタイトルどおりの内容で、素人サラリーマンが元手5万円から株式投資を開始して毎月18.5万円の配当金を受け取れるようになったノウハウがぎっしり詰まった本です。
僕は株式投資4年目ですが、一番最初にこの本に出会いたかった!
すでに株式投資をしている方にも目からウロコの超優良本です
この本を読むことで株式投資に必要な次の知識が身に付きます。
『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』の著者・書籍情報
著者 | 長期株式投資 |
発売日 | 2022年2月 |
出版社 | KADOKAWA |
著者「長期株式投資」
著者である長期株式投資(@budoukamail)さんはサラリーマン時代に資産1億円以上を築いた個人投資家。
2023年4月現在は独立起業されていますが、本書は現役サラリーマン時代に書かれたものです。
市場にフルボッコにされつつ、18年かけて年間配当金200万円以上もらえるまでになりました。
株式投資生活で磨いた技術やノウハウをTwitterやブログで配信、オンラインサロン「長期株式投資による資産形成教室」にて個人投資家のサポートにも尽力されています。
Twitterは13万人超のフォロワーを持つ長期株式投資さん。
毎日1株投資の様子や市場の雑感などをツイートされていて大変参考になります。要チェック!
目次
次のような目次の構成になっています。
第1章 市場にフルボッコされつつ、年間配当200万円超になるまで
第2章 リスク回避率を10倍上げる「3つの投資指標」
第3章 「長期保有に適した銘柄」をサクッと見抜く12ヵ条
第4章 否応なく投資を継続できる「仕組み作り」8つの掟
第5章 暴落を「数値化」してピンチをチャンスに変える技術
第6章 18年投資をしてたどりついた「死ぬまで持ちたい銘柄17」
第7章 もしも私が今、ゼロから配当投資をスタートするなら
第8章 最強の投資メンタルを作る「投資賢者の名言」
特別付録 ケース別で役立つ「至高の投資書籍10冊」
とくかく読みやすい!
初心者にわかりやすい表現で書かれているためサクッと読めます
『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』で参考になったポイントの紹介
初心者の方は、まずはこの一冊だけ読んで欲しい!
株式投資と聞くと、
「何か難しくて特別なことをやっているんじゃないか?」
「損をしてしまうんじゃないか?」
こんなネガティブなイメージを持つかもしれません。
しかし、このネガティブなイメージが吹き飛び、自信を持って株式投資ができるようになる、そんな一冊でした。
そう感じた理由としては、以下のとおり。
【ポイント②】重要な3つの投資指標の使い方がわかる
【ポイント③】稼いでくれる銘柄の選択方法がわかる
もう少し具体的に説明します。
ポイント① 株式投資をするための心構えがわかる
僕は、株式投資をはじめるにあたっては、まず株式投資の「空気感」を知ることが大切だと思っています。
「どんな時に得するのか?」「どんな時に損するのか?」「株式投資中はどんなメンタルになるのか?」「多くの人がやりがちな失敗はどんなことか?」等々・・・
これを知らずに株式投資をはじめると、高確率で同じ失敗を繰り返すことになるでしょう。
本書では、著者が市場にフルボッコされてから年間配当200万円を超えるまでの、失敗から成功までの18年間の経験談、いわばリアルの「空気感」を知ることができます。
やはり経験談は説得力があるし、状況をイメージしやすいですね
そして本書をとおして次のような株式投資の心構えを理解できます。
集中投資はNG。必ず複数銘柄に分散投資すべし
コツコツと少額ずつ長期投資すべし
ポイント② 重要な3つの投資指標の使い方がわかる
株式投資の失敗としてありがちなのが「雰囲気で投資すること」です。
そうならないために重要な3つの投資指標の使い方を理解する必要があります。
指標ってなんかめんどくさそう・・・
指標っていうとなんか難しそうなイメージがありますが、使っていくうちにすぐに慣れてしまいます。
株式投資の数ある投資指標や数字の中からこの3つだけ覚えてしまえば、投資技術が飛躍的にアップするので、これだけは覚えましょう。
具体的には以下の指標です。
:1年間の配当によるリターンが、投資額の何%となるのか表したもの
②1株利益(EPS)
:1年間にその会社がいくら稼いでいるのか、1株当たりで表したもの
③株価収益率(PER)
:株価が1年間の利益の何倍になっているか表したもの
配当金をどれくらい出してくれるかを判断する指標として配当利回りを使いますが、これだけで判断するのはNGです。
毎年安定的に稼げているかを確認するために1株利益(EPS)を使います。
また割安な株(一般的には15倍未満)かをチェックするために株価収益率(PER)を使います。
どうしても配当利回りだけを意識しがちだけど、EPSとPERで多角的にチェックすることで株式投資の精度が驚くほど向上します!
本書ではこの3つの指標の基本的な使い方から応用編までわかりやすく解説されています。
僕も本書でEPSとPERの使い方を理解し、今では自然と使えるようになりました。
ポイント③ 稼いでくれる銘柄の選択方法がわかる
本書の一番参考になったポイントが稼いでくれる銘柄の選択方法がわかることです。
株式投資で一番難しいのがやはり銘柄選びだと思います。
むしろ買った後はそのまま保有するだけなのでやることはありません。
本書から学んだ銘柄選びのポイントとしては以下です。
EPS、業績が安定しているか?
PERが割安か?
株主還元に積極的か?自社株買いを行う企業だと◎
業界トップ企業、オンリーワン企業、儲かるセクター(ヘルスケア、トイレタリー、エネルギー)への投資は検討する価値あり
「安全域」の確保、つまり割安株を買うことが暴落時のダメージ軽減につながる
永久保有銘柄17+αへの分散投資
本書では、なぜこのポイントが重要なのかがわかりやすく解説されています。当然3つの指標(配当利回り、EPS、PER)も銘柄選びにはマスト!
まず欠かせないポイントとしては、業績が安定していて割安な株を買うこと。
「業界トップ企業」「オンリーワン企業」への投資を検討するというところも印象的でした。
10年前の業界トップ(No1)が現在もNo1の企業であることは珍しくありません。つまり今後もNo1となる可能性が高いということ。
またオンリーワン企業は、いわば競合のいない独占状態であるため、今後も利益を出し続けることになるでしょう。
こういった視点を持てるようになると銘柄選びも楽しめますね。
そして「永久保有銘柄17」の銘柄とその理由もわかりやすく解説されています。(具体的な銘柄については長期株式投資さんのブログを参照してください。)
いずれも日本を代表する超優良企業で安心して永久保有できる銘柄です。
本書で企業の特徴をしっかりと理解して納得して買うようにしましょう。
17銘柄のうち、僕は12銘柄(INPEX、JT、花王、アステラス製薬、ブリヂストン、クボタ、伊藤忠商事、三菱商事、三菱UFJフィナンシャルG、日本取引所G、東京海上HD、NTT)を保有しています
永久保有銘柄17が示されていることで初心者でも銘柄を選びやすくなりますね。
この銘柄を参考に20銘柄以上を目標に分散投資することが大切です。
永久保有銘柄17+αで20銘柄以上に分散投資すべし
まとめ+朗報(次回作の出版が決定!)
いかがでしたか?
株式投資をはじめるために必要な知識、ノウハウがこの一冊で十分に身に付けられることが分かったと思います。
あらためて本書のおすすめポイントは次のとおりです。
【ポイント②】重要な3つの投資指標の使い方がわかる
【ポイント③】稼いでくれる銘柄の選択方法がわかる
僕は本書を何回も何回も繰り返し読み返しています。
長期株式投資さんの18年の経験とノウハウが詰まったこの一冊。
繰り返し読むごとに新しい発見があるんですよね!
僕はこの発見が楽しくてたまりません。
初心者だけではなく、株式投資に慣れてきた中級者以上の方にも非常に役立つと思います。
そして、ここで朗報!!
今回紹介した書籍『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』の次回作、その名も
『半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資』
が、2023年5月31日に出版されるとのこと!以下、長期株式投資さんのツイッターより。
2冊目の著書『半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資』が5月31日に出版されます
前作とは相互補完的な内容となるよう、また、初心者でも理解できることを大切にして執筆しました
前作の読者の想いに私の想いが乗った、心のこもった一冊となっていますhttps://t.co/HznMA6StcV pic.twitter.com/A66PP5zwi9
— 長期株式投資 (@budoukamail) April 10, 2023
長期株式投資さんのブログ(2023年4月15日時点)では、「投資判断のモノサシを増やして投資の精度を上げていくという狙いがある」こと、「自分自身で投資計画を立てられるように、計画の具体的な作成方法」について触れていることが明かされています。
これは2冊目の発売が待ち遠しいですね!
既に予約も開始されています。気になる方は要チェック!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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